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君 へ
君は自分のこと 駄目だ 駄目だって言うけれど
本当に駄目な奴って 心の内側を見ようともしないから
君は駄目な奴ではないよ。
僕と同じ弱い人間かもしれないね。
僕と同じ甘い人間かもね。
そのくせ楽観的で でも落ち込みも激しくて
もし 良かったら 僕と闘ってみない?
ねえ、闘ってごらんよ。きっとできるよ。
散らかった部屋を片付けて
少し早く寝て 少し早く起きて
そうしてゆっくり食事をするんだよ。
もしもできたら、僕と歩いてみようよ。
泳ぐのは得意だよ。自転車で半島を周ろうか。
きっと美しい夕陽に感動するよ。
色んなことを過去のものとして受け止めることできるから。
もう数え切れないほどの涙を流したのだもの。
これからは きっと 微笑んで過ごせるよ。
少しの努力とそれを続ける気持ちがあれば...
きっと、誰にでも幸せは訪れるよ。
約束してほしいんだ。自分を捨ててしまわないこと。
道
生きるというのは、生きていこうと意識することかもしれませんね。
それぞれ感じ方や生き方は違いますが、根本は同じような気がします。
もちろん私利私欲にまみれた人もいるでしょうが...
あなたの思いを胸に生きていくこと。それがあなたの生きる道。
そんな時
こちらは信じられない程の天気。晴れたり、嵐の如く風が吹いたり、雪が降ったり、
たった一日でこんなに天候が変わるなんて。...まるで凄まじい人生のよう?
色々なものがなぎ倒されて。
でも、この荒れた日の後には、心穏やかな春が来ます。
心が長い風邪を引いていると、身体にも多くの影響がありますよね。
立ち上がれないほど。頑張れない時もあります。
そんな時、見守ってくれる人や、自分の心の病のことを知らない子供や、ペットがいたら、
随分と心が楽になりますね。
だけど、どうしようもない悲しみの前では、すべては色褪せ、
何も五感に入ってこないこともある。
時間が経つのを、ただただ待つだけの日々。
僕も経験しました。人によって越えられる壁の高さが異なるようで...
だから、今、クリアできなくてもいい。
いつかきっとこの悲しみでさえも、
何かしら自分へのメッセージなのだと思える日が来るかもしれない。
前向きになれない日もある。そんな時、僕は自転車で海に行きます。
広大な景色は黙って悩める君を受け止めてくれるでしょう。
自殺しようとするあなたへ
細く高いだけの山は不安定で、頂きさえも風で折れてしまいそう。
『死』にとりつかれていると、周りが見えない。死のうと思うと、
家族の顔や、もしかしたら将来幸せになっているかもしれないという希望が、頭を過ぎる。
いやいや、死ねないのは、痛いから?死ぬ過程が、自分が想像していたより、残酷だから?
苦しいのは、何故?
そこにいるから。頼りない山頂にいて、心細げにしているから。
周囲の人々は、そこから降りなさい、と言っているのに、
まるで自分だけが死神にとりつかれたような気分でいる。苦しみも死神も、もしかしたら
自分で作りあげているだけかもしれないのに。
心は解放もできるし、縛り上げることも出来る。実は縛り上げているほうが、
することがあって楽に感じることさえある。心の扉を開けて、ありのままを受け入れるのは、
難しいから。伸びやかになると、自分がなにをして良いのか、分からなくなるから。
生きるのは、自由。死ぬのは、どうだろう。
その頼りない山から見る景色は、不安定でしょう。ジャンプしてみなさい。
一歩踏み出して、死を生の延長に存在するものとして受け入れなさい。
望もうと望まないと、死は予告無く訪れてくれるのですから。
高いと思っている山は、実は子供の遊ぶブロックのように、小さいかもしれませんよ。
幸せのもと
僕の幸せのもとは...考えましたが、やはり子供です。恥ずかしいですが。
詩保温という愛犬がいた時は、彼女がいるから僕は生きていました。今は子供です。
最近、困ったことがあります。
それはお菓子を僕のためにわざわざ酒屋で学校帰りに買ってくる男の子がいるのです。
受け取ると悪いので、そっと「ありがとう。でも、先生はお菓子食べないのだよ」と言うと、
今日、「先生〜、酒のつまみならいいでしょ。受け取って〜」と言うので、
おやつの時間に皆で食べました。
「でも、もう持ってこないようにネ」と言いましたが...
どこか淋しげな瞳の少年で、素朴で可愛くて素直で...その素直さが却って不安です。
「いつもお菓子買って、お小遣いとか貯金たくさんあるのだね」と言うと、
「そう二千円!でも、友達は三千円!」だって。
子供の頃、レコードや本を大切に扱い、予算内で何を買おうかと、
選ぶ楽しみもあったことを思い出しました。
地震や自然の力は脅威ですね。人間は追い詰められた時、タフになれるでしょうが、
大切な人を失って哀しみの中にいる人も多いでしょうね。
愛する人を失った哀しみから立ち直ることが一番困難でしょう。
子供って
子供って、子供をしていることが辛いこと、いっぱいあると思う。
例えば学校の休み時間。お昼休み。掃除の時間。部活で負けた時。
いつも綺麗ではなくて、実は生々しかったりする。
時には残酷で。
だから、子供ってすごいと思う。それを乗り越えたりするパワー!
でも、潰れる時もあるでしょうね。
本よりもTVよりもリアルな時間を生きている。
通学路の変質者よりも、本当は怖いモノがきっと身近にたくさんあると思う。
不躾な言葉に耐えたりしなければならない時も、
冗談か暴力か分からないものに惑わされる時も、
大人の機嫌で左右される言葉や態度に振り回される時も...
子供って大変だと思う。
もちろん、キラキラと輝いた時間でもある。
words & photos by fumikatsu